ZoomやTeamsのオンライン会議・ミーティングで簡単に顔の映りと印象を劇的に良くする方法。【レフ板編】

ZoomやTeamsのオンライン会議・ミーティングで簡単に顔の映りと印象を劇的に良くする方法。【レフ板編】

ビジネスの場以外にも、教育の現場やZoom飲み会など、日常のコミニュケーションツールとしてなど広い用途で凄まじい勢いで普及しているビデオコミニュケーションツール。
私の場合、最近のお気に入りはLINEのビデオ通話。中々使いやすく、気軽にできるので活用しています。
どんなツールを使ってビデオコミニュケーションするとしても、自分の顔が映るわけですから、少しでも綺麗に映りたいですよね。
ビデオミーティングアプリ側で色見や肌の調整ができる機能もありますが、ビデオミーティングの撮影環境をしっかりと整えておくと、さらに綺麗に映像を映すことができます。
私も長年、Skypeなどビデオミーティングを行ってきたので、色々と試行錯誤をしてきました。
少しの工夫で自分の顔の映りが劇的に良くなる方法をシェアしたいと思います。

綺麗に映る秘訣は光のコントロール!

自分のビデオ環境の光を把握しよう。

パターン①順光

これが一番無難に綺麗に映る撮影状況です。
カメラ側から自分の顔に向けて光が当たる状況です。
ビデオミーティングをする際は通常の一般的な室内での撮影となるので、普通の室内環境と設備で順光の光を作り出すのは難しいです。

今回のこの写真は順光状態を作るために読書用のLEDライトを使用して顔に光を当てました。

パターン②逆光

通常は壁側が背景となるようにパソコンの位置(カメラ)を決めるので壁側に窓があったりすると外の強い光が逆光状態で入ってきて、カメラに映し出される全体の映像で明るいところは良いですが、逆光部分となる自分の顔や日蔭になるようなところはノイズっぽくなってしまい、全体的な印象として暗く汚い映り方になってしまいます。

パターン③ダウンライト

夜間や外が雨や曇りで部屋の中の光量が足りない場合は、室内の天井照明(シーリングやダウンライト)を点灯させるかと思います。
この場合の光は上から下に向けて光が行くので、顔のホリや輪郭、首の下に影が出て、明暗差が強く出てしまうので、少し暗く、硬い印象になってしまいます。部屋の照明だけなので全体的に光量も少ないので、映像全体にノイズが乗って生きて汚い印象も感じます。

パターン④MIX光

上記で説明した、順光、逆光、照明など様々な光が入り混じっている状況です。
室内の光の状況は天気、時間などでさまざまに変化します。
通常の室内環境はこのMIX光の状況が一番多く、その時次第でビデオの映り方にムラや差が出て、安定的に綺麗なビデオ映りを求めるのは難しいです。

レフ板があればすべての光源に対応

レフ板(れふばん)とは?

始めて見る方もいるかもしれませんが、この銀の板はレフ板(れふばん)という撮影アイテムです。

Zoomなどビデオミーティングでレフ板
裏と表のリバーシブルで半面が銀色で光を反射しやすいようになっています。
Zoomなどビデオミーティングでレフ板
もう半面は白色です。白色の方が光を自然でソフトな光を反射してくれます。

レフ板のサイズや形状の選び方

レフ板は大きさや形(丸形や四角)など様々な種類があります。
自分の使用用途で選べばいいのですが選び方のポイントを解説していきます。
レフ板は両面がリバーシブルで色も白、銀、金など組み合わせの種類がありますが、基本の組み合わせは白と銀のリバーシブルです。
今回の用途であれば、白と銀の組み合わせを選んでください。

おすすめのサイズ

今回はビデオミーティングで使う事を想定しているので、パソコンのカメラと自分の顔の間の距離に収まる程度のコンパクトサイズのレフ板が良いでしょう。大きさは最低でも直径30センチ前後、理想は50センチ前後くらいが最適だと思います。

直径30㎝タイプ 直径57㎝タイプ

おすすめの形状

一般的なのは丸形、形状が四角のものも存在します。どちらが良いかというと、これはどちらでも良いです。
ビデオミーティングで自分の顔に光を反射させるだけなので、どちらでも問題ないです。

丸形タイプ 四角タイプ

レフ板の使い方

使い方は簡単。
顔の正面やや下側にレフ板を置き、レフ板に反射した光が顔に当たるように調整するだけです。

Zoomなどビデオミーティングでレフ板の使用方法
光の当たり方はパソコンの画面見ながら位置を調整すればOKです。

これの写真がレフ板を使用した時の映りです!

いかがでしょうか?レフ板で顔の正面やや下側から顔に向けて光を反射させています。
人物全体に柔らかい光が回り、全体的に明るく影が消えてスッキリとヌケの良い映像になっています。

もう一度、順光や逆光状態と比較してみましょう。

このレフ板があれば、逆光でもどんな状況の室内光でも対応可能です。
必要なときに、サッと取り出して使えるので机の横に常備しておくと良いですよ。